エリートな彼に恋してる。(更新停止中)
ふっ……ふざけやがって!!
ここへ来て、いつも通りのこの口調。
土曜日のことなんてなかったかのように平然としていて。
焦ってビクビクするあたしが馬鹿みたい。
ぎゃふんと言わせてやる!
ぎゃふんと……
渾身の睨みを効かせて、上を見上げた。
だけど……
いつものその黒縁眼鏡の奥の瞳を見た瞬間、顔にどっと血が上る。
あぁ、駄目だ。
中谷をマトモに見ることすら出来ないよ。
あたし、どうなってんだろ!