カタオモイ
時は過ぎ、お昼の時間。
あぁ・・・愛おしい。
「いただきまーす!」
お弁当を開いた津くんが、嬉しそうに言う。
癒されますわぁ~。
「エミノの手作りかぁ」
ちなみに、今日のお弁当の中身は。
ふわふわ卵のオムライス。
私が1番、得意なお料理なんです!
「俺オムライス好きなんだよね!
マジで嬉しい!
エミノ、俺の好みわかっているのか?」
冗談交じりに笑いながら津くんはオムライスを食べる。
その笑顔が凄く可愛くて、思わずつられて笑ってしまう。
こんなに学校で笑うのは初めてだ。
ずっと友達がいなかったから。
ずっと、孤独だったから。
津くん、あなたのこと、大好きです。
私のこの気持ち、
受ケトッテクレマスヨネ?