カタオモイ




時は過ぎ、お昼の時間。

あぁ・・・愛おしい。



「いただきまーす!」



お弁当を開いた津くんが、嬉しそうに言う。

癒されますわぁ~。


「エミノの手作りかぁ」


ちなみに、今日のお弁当の中身は。

ふわふわ卵のオムライス。

私が1番、得意なお料理なんです!



「俺オムライス好きなんだよね!
マジで嬉しい!

エミノ、俺の好みわかっているのか?」


冗談交じりに笑いながら津くんはオムライスを食べる。

その笑顔が凄く可愛くて、思わずつられて笑ってしまう。

こんなに学校で笑うのは初めてだ。

ずっと友達がいなかったから。

ずっと、孤独だったから。



津くん、あなたのこと、大好きです。

私のこの気持ち、








受ケトッテクレマスヨネ?










< 14 / 38 >

この作品をシェア

pagetop