カタオモイ




私はふっと微笑む。



「喫煙の写真を送ったのは、津くんでしたか」

「そう、俺だよ?
エミノを傷つけたお返しにね」

「飲酒の写真は私なんです。
それなのに、喫煙の写真も送られていて。

誰なのかなーって、疑問に思っていました」

「エミノ、俺はこれぐらいしか出来なかった」

「良いんですよ、嬉しいです。
私のこと、



愛シテイマスカ?」





「勿論だよ、エミノ」








暫く抱きしめあっていた私たちは、一回離れた。

お互いの体温で暑くなりましたから。





「エミノ、俺ね、もう1つ秘密がある」

「なんですか?
私も教えますね」








「今朝ね、俺エミノの家に行ったよ。
シンプルな家具がそろっていて、エミノらしい部屋だったね」







あらら、ふふふ♪






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