白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】
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「わーっ、可愛いーっ」
「あたしこれいいっ」
俺は予測不可能――つまり自由移動を基本に、委員長司令から連絡があったらどこへでもすっ飛んで行く冬組(この妙な名前も女子がつけた組み分けだった)として、
現在校門の辺りにいた。諒平、愛璃、恭輔、刹那も一緒だ。
入口のここで宣伝活動もしつつ、写真を撮らせていただく。
もし待ち人数が多くなってしまったら、教室にいる春組の方へ行ってもらうという案だ。
さすが強か委員長。