年上ヴァンパイア




「会えてないんだ…。」


なぜか、少し寂しくなった。
そして、ほっとした気持ちもあった。


「梨穏がそんな顔すんなって。な?」


「……うん。」


「着いたぞ、家。」


「いつもありがとう。」


「別に。
んじゃ、また月曜な。」


「うん、また。」



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