年上ヴァンパイア




「相変わらずそれで戦うんだな。」


「まぁな。」


そういって、フッと笑うと藤咲くんは男に向かっていった。
男はすばやく避ける。

2人がそうこうしてるうちに、人が増えてくる。


「場所かえるか。」


「ああ。」


「梨穏、学校行っとけ。俺は休む。
んじゃ、気を付けろよ。」


「…うん。」


私が返事をすると2人は空へと消えていった。



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