年上ヴァンパイア




「梨穏って1人暮らし?」


「うん。」


「んじゃ、いいか。」


そういって、扉ではなく、窓の鍵を藤咲くんはあけた。


「入ってろ。」


「うん。」


私が返事すると、藤咲くんは微笑んで再び空へ飛びたった。



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