年上ヴァンパイア




「梨穏は俺のもんだ。」


「じゃあ、対決しよっか。
勝った方が梨穏ちゃんを貰うってことで。」


「ああ、わかった。」


「じゃあいくか。いつものところ。」


「ああ。」


「梨穏ちゃんもおいでよ。」


悪魔がそういうと、私は白い光に包まれた。

目を開けると、そこは見たことのない場所だった。



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