年上ヴァンパイア




「ふっ、バカめ。」


藤咲くんは刀を避けた。
そして、大魔王を刀で刺した。

よかった…。間に合った…。


「な…んで…だ。」


「お前、梨穏の能力知らねぇのか。
梨穏はな、望んだことをなんでも現実にできる力を持ってんだよ。」


「そん…な力…を…?」


「ああ。
梨穏がいれば、俺は無敵だ。」


藤咲くんはそういって刀を抜いた。
すると、大魔王はバラバラになって消えてしまった。



< 82 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop