乱舞〜舞うように戦う少女〜
どうしよう…。
「まぁ、お前は簡単に心開くわけねぇだろうし。
演技は、得意だろ⁇」
カナちゃんが悪っぽく、ニヤッと笑った
ふっ。
私もニヤッと笑う。
『当たり前。』
ガラッ
「……遅刻しました。
神谷、璃綺です。」
ん……。
あの人……。
『あぁ!今朝助けてくれた人だ!』
うん、あの冷たい目をしたイケメンさん
「……あぁ、朝の…。」
彼は少し考える素振りを見せたあと、
すぐに思い出した。
『その説はどうもありがとうございました!』
近くでまじマジと見ると……
『ほんとイケメンだぁ!』
……。また声に出しちゃった。笑