乱舞〜舞うように戦う少女〜
次の日…。
「愛菜!昨日、豹鬼から、逃げちゃったよ。
どうするの…⁇」
あぁー!本当だ…。
『でもま、どーにかなるでしょ!
とにかく、避けまくろ!』
その日一日、豹鬼から逃げまくった。
だけど、流石に逃げきれなかった様で…
「おい、ちょっと待て。」
帰ろうと走りだそうとしたら、璃綺に、
腕を掴まれた。
振りほどこうと思えば簡単なんだけど…
振りほどいて、正体がバレたら、もーっとヤバイので…
『は、はい…。
な、なんでしょう。』
…。
「ちょっと、屋上こい。」
あー。嫌な汗しか出てこない…。