乱舞〜舞うように戦う少女〜
ここまでは、いつも通り。
お母さんに挨拶して、お父さんを殴る。
毎朝の光景。
で、ここからのいつものパターンが、
「愛ー菜っ
おはようっ!」
あたしの次にはいって来るのが、あたしの一つ上の陽にぃ。
抱きついてはこないけど、満面の笑みで手を広げてる。
つまり、私から抱きついて欲しいと。
で、わたしはそれを軽く無視して、その後ろの人に声を掛ける。
『亜希ねぇー!
おはよう!』
「おはよ。」
二つ上のお姉ちゃん。
クールでとっても美人!
私の憧れ。
で、なんだかんだいって私以外の家族みーんな顔が整ってる。
そしていつも通りのパターンをすませてようやく朝ごはんを食べに席に着く