乱舞〜舞うように戦う少女〜
『とりあえず、今日は無理ー。
また今度ね。』
すこーしばかり、殺気を出して見た☆
一度私の殺気受けたんだから、これくらいならヘーキなはず。
「…仕方ない。分かった。」
物分かりがよくて助かった♪
「じゃあ愛菜、帰ろぉ!」
癒奇が超笑顔。
…どんなけ夜が楽しみなんだ…。
ま、私もだけど!
『ってことで、私達、早退ー。
じゃね、総長サン。』
ゆーっくりと癒奇と廊下に出た。
…女子の視線がウザいなぁ…。
なので睨んでくる女子を睨み返したら…怯えた顔して走っていった。
…バカみたい。
あの女の子達も、豹鬼に関わって、何故だか楽しいと感じる私も。
『…そろそろ、顔も出さないと、ね。』
「…そうだねー!」
楽しそうに笑う癒奇も。
…私の仲間も、豹鬼も。
私なんかに関わって、バカみたい。
世界なんか、無かったらよかったのに。
…これって、中二病みたい。
…違う……よね?私………。