乱舞〜舞うように戦う少女〜
第六話
次の朝。登校なぅ。
『今日は遅刻なっしー♪』
さすがあたしっ☆w
だがしかし…今日はかなり行きにくい。
昨日モノクロの姿で会ってしまった…
どぉしよぉおぉ!
頭を抱えて歩いていると。
後ろから来てしまった。
馬鹿が。
「愛菜ぁぁぁ!」
クッソ兄貴が…!
そのまま当たり前のようにダッシュ☆
「なんで逃げる⁉︎」
あ、あいつ叫びやがる。
→注目を浴びる。
…仕方ねぇ。
あたしは走るのをやめて、
後ろを振り返る。
「なんで逃げ…『叫ぶな。クソ兄貴。』ごめんなさい。」
本当、馬鹿。
『で。何の用?』
これでくだらなかったら許さんわ。
「え?なんでって…見かけたか…グフッ⁉︎」
はい、殴りました。
『なんで近づくのですか。あたしが正体頑張って隠してるというのに。あなたは馬鹿ですか。あ、馬鹿ですね。』
ほんっとクソだ。