あの空の彼方

新聞

次の朝……いつものように目覚ましがなった。
くるみは……目覚ましに手をかけ……眠たい目をこすり
布団から出て服に着替えた。
母はいつもの様に朝ごはんの支度
台所からいい匂いがしてきた。
ママ~~~おはよう
母もいつもの様に……くるみ……おはようと笑顔で
でも……その時……くるみは……母が……どこか元気がないような気がしてならなかった。
朝ごはんを食べ……いつものように……友達が迎えにきて登校した。
くるみもまた……昨日の事が気になり勉強に集中出来なかった。休み時間も窓の外をずぅっと眺めて
父がしばらく帰ってこない寂しさもあった。
6時間目が終り帰りの会……
くるみは……もぉダッシュで家に帰った。
家に着くと鍵がかかっていた。
いつも首にぶら下げている鍵を取り家に入った
居間には誰もいなかった。
テーブルの上には置き手紙があった。
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