きっと貴方はあの子で


まぁ、とっとと終わらせて帰ろ~っと


私は、裏庭に向かった


「うわぁ~!!スッゴーーイ!」



太陽に照らされた噴水はキラキラとオレンジ色をしていて


地面には、色とりどりお花が沢山植えてあって


しかもこの裏庭の為だけに作られたん

じゃないかと言わんばかりにマッチしている、お洒落なベンチたち


ゴミひとつない、素晴らしい裏庭。


はて?ここをどのように掃除すればいいのやら?



「ここは、お花に水をやってベンチをきれいに吹き、

あとは、枯れ葉とか拾えばいいんだよ」


「え…?」


私じゃない声と


私の影じゃない大きな影が覆い被さる


頭上を見上げると…
< 12 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop