きっと貴方はあの子で
まぁ、とっとと終わらせて帰ろ~っと
私は、裏庭に向かった
「うわぁ~!!スッゴーーイ!」
太陽に照らされた噴水はキラキラとオレンジ色をしていて
地面には、色とりどりお花が沢山植えてあって
しかもこの裏庭の為だけに作られたん
じゃないかと言わんばかりにマッチしている、お洒落なベンチたち
ゴミひとつない、素晴らしい裏庭。
はて?ここをどのように掃除すればいいのやら?
「ここは、お花に水をやってベンチをきれいに吹き、
あとは、枯れ葉とか拾えばいいんだよ」
「え…?」
私じゃない声と
私の影じゃない大きな影が覆い被さる
頭上を見上げると…