きっと貴方はあの子で



「えっ…?」


王子様は、私の腕を握り立ち

あるきだした



「ついてこい。体育館まで案内する…」


「え?いいんですか…?」



「そんなところでウロウロされても困る。

しかも新入生。入学式に出ないと大変な事になるぞ

遅刻もヤバイらしいからな。」


「あの!私、新入生って名前じゃなくて


日坂 桃華って言う名前があるんです!」


王子様は、フッと笑った後に


「日坂ね…、はい、着いたぞ」
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