愛してるは凶器

隆一「じゃあ、帰るわ…」


由宇「りゅう…」


隆一「話しはそれだけだろ?」






由宇を見た隆一の目は冷たかった





隆一「じゃあ行くぜ…そこに隠れている陽菜もな」


由宇「!」



屋上の扉から陽菜がでてきた。



陽菜「ばれてた?」



へへっ…と、陽菜は笑っていた。



由宇「陽菜…」


陽菜「やっ!由宇じゃん♪」


由宇「どうして…」





陽菜「裏切ったのって?」


由宇「…うん」


陽菜「私は裏切ってないよ」


由宇「なっ!」


陽菜「裏切ったのは由宇だよ。」





え?


ワタシガウラギッタ?





隆一「行くぞ!」


陽菜「待ってよ〜」


陽菜が隆一について行こうとした瞬間こちらを振り向いて私の耳元で囁いた




陽菜「――――――」




由宇「!」



陽菜「じゃあね?」


クスッと笑って陽菜も屋上を出た



バタンッ







二人がでていき屋上は静かになった






由宇「うっ…ひっく…ひっく…うわぁ」





由宇は泣き出した



由宇「うわあぁぁぁ!」








あの楽しい日々はどこへ行ったの?
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