2つ下の彼
「おはよー!サツキ!!
この電車だったんだね♪」
『そうなの!自主練しないとね!
ってかニヤつきながら電車
降りてたけどなんかいい事
あったのぉ〜?笑』
「いや〜最近知り合った2個下の
野球部くんと仲良くて♪」
『へぇー!!いーなー!!
…あれリョウタはどうしたの?』
ズキッと心が傷んだ。
「…別れたんだ!
もう続かないと思ったの、
それに好きな人が出来ちゃって
最低だけど隠してる方がもっと
最低だと思ってね…
リョウタの事嫌いって訳じゃ
ないんだけどその野球部の人の
方が好きな気持ちが大きくて…』
何故か涙が出そうになった。
そんな私をサツキは
背中をさすってくれた。