2つ下の彼
5章✡誕生日
『おはよ!今日も頑張ろーな!』
シゲキくんにレンタくんの事
言わないとなぁ…
「シゲキくん、ごめん
レンタくんと喧嘩した。」
『え?どうしたの?
なんか言われた?』
「いや、ちょっとね…」
本当の事なんて言えない。
「なんかごめんね、
これでシゲキくんとレンタくんが
気まずくなっちゃったら
あたしのせいだね…ごめん」
『いや、大丈夫だよ(笑)
正直なんか安心したわ(笑)』
「安心?」
『いや、レンタに奪われなくてさ』
え?その言葉どういう
意味なんだろ…
私はレンタくんに言われた事を
思い出した
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恋愛なんて全然わかってねぇーし
馬鹿みたいに野球好き
…
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『あ!やべ(笑)
電車乗ってて隣にレンタ
座ってきた(笑)』
「え!?大丈夫!?」
『おう(笑)
普通に話しかけてくるよ(笑)』
「そっか、良かった。」
『まぁとりあえず様子見るよ
辛い思いさせちゃってゴメンな。』
「うぅん、こっちこそごめんね」