ダレにも負けないぐらい愛してやる


買い物が終えると車に乗り向かった先はイタリアンレストラン。全然お腹が空いていないはずなのに車の助手席に座りシートベルトをつけた途端っぐぅって鳴り

運転しようとした響さんがハンドルを掴んだままククって笑って、もう恥ずかしくて恥ずかしくて笑ってる響さんの肩をパンパン叩いた。


「陽織、何が食べたい?」

レストランの椅子に座り頬杖をつきながら私を見つめる響さん。

メニューを見ながら、どれにしようか悩む。だって見た事無い料理で凄く美味しそう。でも選べない。だけどちょっと悩んでから美味しそうな名前の料理を指さした。


「食べたいのか?」


コクリと頷き響さんを見つめると響さんは、スタッフに手をあげ注文をした。

ドキドキする。

軽く胸あたりに手を当て息を吐いた。さっき買ってもらった服を着てるんだけど胸のあたりが苦しい。

ピタッとフットする服を着てるせいなのかな?きっと下着のせいかもしれない。



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