ダレにも負けないぐらい愛してやる
「おい...いつも同じ場所に居るんだな、帰る場所が無いのか?それならオレの家に来ればいい」
立っていた場所から手を引っ張られ男の人の胸に顔が当たった。さっきの場所から数分歩いた近くの高層マンション5階、男の人のマンションに入り廊下を進むと目の前に広がる夜景。
「腹空いてないか?」
男の人に視線を落とし首を横に振った。1人で暮らしてる、そんな感じだった。
15畳以上のフロールングに黒いソファーと家具。テーブルの下には、ふんわりとしたラグが敷かれていて・・・