続・銀髪姫と不良幹部
「さぁて、史音!何から乗る?」


目の前に広がる乗り物達。


ジェットコースターにバイキング、観覧車…。


うーむ、迷いますな。


「やっぱ最初と言えばあれだろ?」


ニヤリと妖しい笑みを見せながら指差すのは、日本一怖いと言われるジェットコースター。


え、何かキャーキャー叫んでるんですが。


これ大丈夫なの?


「最強の月影なら…これくらい大丈夫だよな?」


「と、当然よ!これぐらい大丈夫だからね!」


「んじゃ、決定な」


決定しちゃったし!


売り言葉に買い言葉。


本当、失言したよ…。


私、ジェットコースター乗るの初めてなんてすけど。


初でこれはヤバイよ?


なぁんて、言うヒマもなく、史音は進んで行く。


休日だからかな。


結構並んでるなぁ〜。


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