続・銀髪姫と不良幹部
「ん、ちょっと飲み物買ってくるから大人しくしてろよ?」


「はーい…」


史音は私の頭を優しく撫でると、走って自動販売機の所へ向かった。


ここから自動販売機って結構遠いなー。


私もついていけばよかったかも。


待ってるだけもヒマだなー。


「ねぇねぇ、一人?」


休んだら結構楽になってきたかも。


まぁ、乗り物酔いしただけだしね。


さて、史音のところにでも行こうかな。


立ち上がり、史音の所に向かおうとすると、腕を掴まれた。


ふむ、史音はジュース買いに行ってるから違うし。


じゃあ、いったい誰が?


振り向くと、2人の男がいた。


…うわー、黄色に白色って。


センスなさすぎじゃん。


まだ禅の方がマシね。


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