続・銀髪姫と不良幹部
幸せに浸っていた私を叱りたい。


どうして、真っ直ぐ教室に向かったの!?


「この間はどこにいたの?探したんだよ?」


「夕凪さん、ぜひ僕の家に遊びにきてくれないかい?」


あっー!またこれっ!?


さすがにうざいよっ!


私のイライラに気付かず、媚びてくるクラスメイト。


私ね、媚びて来る人が大ッ嫌いなの。


だから、もうキレていいよねっ?


私、結構我慢したし。


私のイライラが達した時だった。


「ねぇ、依亜に媚び売るのやめてくれないかな〜」


昔と同じ口調で、にっこりと笑う史音。


てか、いつ来たの?


さっきはいなかったよね?


「なっ!媚びなんて!」


「そうだぞ!それに呼び捨てなんて!何様のつもりだ!」


おいおい、それくらいにしないと…。


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