続・銀髪姫と不良幹部
「ん?依亜は僕の彼女だけど?」


「史音…」


私の呟きをスルーし、史音はまだ続ける。


もしかして史音…キレてる?


ずっと笑顔のままだし…。


てか、その笑顔がまた怖いんだけど…。


「それに気づかないの?依亜が夕凪社長に報告したら…」


そこまで言われて気づいたのか、みんなの顔が青ざめる。


んー、まさかの今更ってやつですか。


てか、気づくの遅っ!


報告されるの承知で言ってたわけじゃないのね。


頭いいのか、悪いのか。


微妙なところね。


「っ…ご、ごめんなさい!!」


「失礼します!」


去る時まで、敬語って疲れないのかな〜。


私なら無理!


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