続・銀髪姫と不良幹部
「いい意味で変わった。それほど狼鬼はいいところだったんだな」


笑う空にぃに、つられて私も笑顔になる。


「うん!すっごくいいところ!」


狼鬼は私が本当の私で居られる場所なんだ。


狼鬼と出会って本当の友達もできた。


大切な仲間もできた。


そして…好きな人もできたんだ。


心から笑えるようになった。


みんな暖かくて優しくて、私は大好き!


「んで、どうすんだ?」


そんなの決まってるじゃない。


「行ってくる!」


最初から私にはこの答えしかないのよ?


ずっと待ち望んでいたみんなとの再会だもん!


行かないわけがないよ!


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