続・銀髪姫と不良幹部
「お、こいつが総長やな」
マウスを動かし、見ていく禅。
総長という言葉に、意識をパソコンへと移す。
なっ!
この子って…っ!
総長枠に移る子には見に覚えがあった。
「まさか…」
あの時会った子が…総長だったなんて…。
「…依亜、知ってるのか?」
私の様子に気づいたのか、史音に問われる。
「…うん。ほら、この間クラスメイトに追いかけられてるところを助けられたって言ったでしょ?」
「ああ」
「その子がこの…〝三原瑠依〟なのよ」
マウスを動かし、見ていく禅。
総長という言葉に、意識をパソコンへと移す。
なっ!
この子って…っ!
総長枠に移る子には見に覚えがあった。
「まさか…」
あの時会った子が…総長だったなんて…。
「…依亜、知ってるのか?」
私の様子に気づいたのか、史音に問われる。
「…うん。ほら、この間クラスメイトに追いかけられてるところを助けられたって言ったでしょ?」
「ああ」
「その子がこの…〝三原瑠依〟なのよ」