続・銀髪姫と不良幹部
「依亜、どうかしたんですか?」


「い、いや。…い、いいんじゃない?」


「僕もいいですよ」


「俺はどっちでも」


どっちでもって答えはありなのかな?


入らないって言ってくれたら一番嬉しかったのに!


「よっしゃ!早う食って行くで!」


行くのはいいけど、なんでそんなに張り切ってるのかな?


お化け屋敷に何かあったっけ?


焼きそばも食べ終わり、禅の行きたいというお化け屋敷へ。


あれ、ここって2年生がやってる…。


ついた場所は見覚えのある教室だった。


「ねぇ、禅。ここ…」


指差していうと、禅はニッといたずらっ子の笑みを見せた。


え、その笑みは何?


「ふふふっ。ここは俺のクラスなんや♪」


なるほど、それなら納得。


自分のクラスだから行きたいって言ってたのね。


あれ、でもさっきのコスプレっていったい?


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