続・銀髪姫と不良幹部
第五章

髑髏

ついにこの日がきた。


…もう覚悟は出来ている。


例え目の前にあの人達がきても私は動揺なんてしない。


「みんな、やっとこの日がきた」


こくんと頷く。


みんなもずっと待っていたんだ。


…髑髏は数しれずのレイプにカツアゲ、そして薬。


証拠は掴めていたが、私の留学のせいで潰すことは叶わなかった。


だから今回は…あの手紙を利用させてもらう。


私に手紙を渡したこと、汚いことをしたことを悔やませてやるんだ。


「わかってると思うけど、相手は汚いことをする族だ。油断だけはしないこと!」


「「はいっ!!」」


よし、いい返事。


これなら少しは安心する。


「じゃあ、乗り込むよ!」


「「おぉぉおぉ!!」」


みんなは叫びながら中へと入って行く。


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