続・銀髪姫と不良幹部
集会がある時は必ずその広場でやる。


あそこが一番広いしね。


当然、今日もその広場でやっているはず。


いや、あの広場でやらなかったらどこでやるの?ってなるけど。


ソローっとゆっくり扉を開け、広場へと出る。


…よしっ、誰も気づいてないね。


誰も気づいてないのを確認し、壁にもたれる。


…結構どうどうといるのに、誰も気づかないってある意味キセキだね。


「全員揃ってるな」


「よっしゃ!集会始めんでー!」


「禅、少し黙っててください。史音、始めてください」


みんなが見渡せる廊下で、コントをしている3人。


ふっ、相変わらずだな〜。


にしても、3人共成長したなぁ…。


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