続・銀髪姫と不良幹部
そして、唯一の居場所であった狼鬼からも、私は逃げ出したんだ。


辛くて…悲しいくて…。


再会できた時は本当に嬉しかったんだ。


逃げてばかりいたあの時。


そしてあの日、私達の気持ちは一つになった。


あの時は本当に悲しくて辛かった。


だけど、私達はまた会えた。


付き合えたら何て考えたこともあったけど、私は諦めていた。


だけど告白されて付き合えて…。


デートにまで誘われたんだ。


これ程嬉しいことはないでしょう?


今まで頑張った私へのご褒美。


私はそう思いたいんだ。


だからね?


史音が何と言おうと、私はデートに行くからね!


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