続・銀髪姫と不良幹部
「驚きすぎ」


『す、すみません。お嬢様、今は学校のはずでは…?』


「ええ。ちょっと秋月に頼みがあってね」


『頼みですか?』


この頼みはちょっと驚くかな?


「うん。溜まってる仕事を全部まとめて私の部屋に置いといてくれない?」


『あれ全部ですか⁉︎』


…ん?


〝あれ〟…とな?


あれと言うほど溜まってたかな?


…もしかして。


「また増えた…の?」


『は、はい。空様が持ってきまして…』


空にぃ、自分でやるのが嫌だから私にやらす気ね⁉︎


はぁ…。


まぁ、空にぃにはいろいろお世話になったし、今回だけは許そうかな。


今回だけだけどね!


「わかったわ。それも追加で置いといて」


『わかりました!』


「…あ、日曜日はその仕事だけだったよね?」


一応確認ね。


もし入ってたらヤバイし。


< 95 / 232 >

この作品をシェア

pagetop