未定

「縮毛かけてから短くしてください。」


いつも笑顔の君が、少し違和感のある笑顔でそう告げる。

「どの位短くする?」

俺はどんな要望でも応える。
出来る限り忠実に。

「もう、ばっさりいっちゃってください!」

そう告げた君の表情はどこか寂しげで…
でも俺は

「了解。」

君の要望に忠実に応える。










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