Rain~不良彼氏~
教室に戻ると転校初日のように廊下に溜まってる鬼神たち。
その周りにはギャルたちがいる。
あの日と違うのは私とアイツらが…顔見知り?ってこと。
そんな事を頭の隅で考えながら教室に入ろうとした。
「おい、なに無視してんだよ」
真後ろからそんな声がして振り返ると鬼神が私を見下ろしていた。
「別に無視してない」
「お前なぁ…」
何か言おうとする鬼神の後ろにはハルトたちとギャルたち。
「ちょっとぉ、リュウ?なんでそんな子に構ってるわけぇ?」
そしてギャルの一人が声を上げた。