Rain~不良彼氏~
お昼休み、天気がいいから屋上に行くことになった。
こんなにクソ寒いのになんでだよ
と思いつつも私はなにも言わずみんなについていく。
「なーお前まじ体調わりーの?」
「なに?」
「死人みてーな顔してる」
屋上に向かう途中、
みんなより少し後ろを歩いていた鬼神と私。
「だから寝不足なだけ」
「にしてはお前…」
うるさいなぁ…
鬼神はこんななりしてなかなか過保護だ。
送り迎えまでしてくれちゃうくらいだし。