Rain~不良彼氏~
「…てことだけど。理解できた?」
「………まぁ」
ハルトの話は簡単に言えばこう。
鬼神はこの辺じゃかなり有名なヤンキー。
暴走族とかではないけど
不良チーム?みたいなののトップらしい。
それ故、恨みを買うことも多い。
私に声をかけてきた男たちは対立しているチームの一つで
普段女を助けたりは絶対しない鬼神がなぜか私を助けた。
それで私は鬼神の彼女だと思われた。
だから私はこれから危険な目に合うかもしれなくて
一緒にいろっていうのはそういうこと。