マリの毎日
第2話マリと初デート
その頃マリとヨシは、近所のカフェへ逃げ込んでいました。
「「…………」」
飲み物だけは頼んだものの……気まずい沈黙。
マリはやっぱり告白の続きをしようと、思い切って口を開く。
「ねえ…「なあ……
「えっ!?「なんだっ!?」
見事にハモったお2人。周りの目も気にせず、大笑い。
「あははっ……あの……ね……あ、やっぱり、ヨシ君から先に言って?」
「や……今度さあ、映画でも観に行かねえ? スパイダーウーマンとかさあ」
「行っ……行く行く行く! いつ!? いついついつ……」
はっと我に返るマリ。
(あああ……興奮しすぎちゃった……)
「ごめんっ……」
「いや……あ、じゃあ、来週あたり。来週の今日、兄弟公園3時な」
「うんっ! (うおっしゃあああああ!)」
「……それと、ルイコのことも、ちゃんと言うから……じゃっ……」
そそくさと帰るヨシ君。1人取り残され、頬が緩むマリ。
(これって……デートだよね!? 何着ていこ……きゃーっ)
いろいろとプランを練りながら席を立つマリ。その時!
(はっ! な……なんてこと……まさか、ヨ、ヨシ君が……そんな……)
……お勘定放置していきよった……
苦々しげに、568円を払うマリでした。
「「…………」」
飲み物だけは頼んだものの……気まずい沈黙。
マリはやっぱり告白の続きをしようと、思い切って口を開く。
「ねえ…「なあ……
「えっ!?「なんだっ!?」
見事にハモったお2人。周りの目も気にせず、大笑い。
「あははっ……あの……ね……あ、やっぱり、ヨシ君から先に言って?」
「や……今度さあ、映画でも観に行かねえ? スパイダーウーマンとかさあ」
「行っ……行く行く行く! いつ!? いついついつ……」
はっと我に返るマリ。
(あああ……興奮しすぎちゃった……)
「ごめんっ……」
「いや……あ、じゃあ、来週あたり。来週の今日、兄弟公園3時な」
「うんっ! (うおっしゃあああああ!)」
「……それと、ルイコのことも、ちゃんと言うから……じゃっ……」
そそくさと帰るヨシ君。1人取り残され、頬が緩むマリ。
(これって……デートだよね!? 何着ていこ……きゃーっ)
いろいろとプランを練りながら席を立つマリ。その時!
(はっ! な……なんてこと……まさか、ヨ、ヨシ君が……そんな……)
……お勘定放置していきよった……
苦々しげに、568円を払うマリでした。