あの花のように


「なっちゃん~帰ろ!」


いつものように部活が終わったあと迎えに行った。


「もう少しかかるから校門で待ってて!」


「はーいっ」


すると誠也が駆け寄って来た。


「俺の姫は?」


「見たいテレビあるから先に帰っているそうです」


「わかったー…」
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