キミの記憶。
駿が、私の隣に座って、私の顔をじっと見つめる。

ダメだ・・・かっこいい・・・・。

心臓バクバクでおかしくなりそう。

「ねえ、駿。キス、していい?」

えっ、あ、あたし何言ってんだろ。

あー、恥ずかしい!
顔が熱いよー!

駿が、私の唇に、キスをしてきた。

最初は優しいキスだったけど、だんだん溶けるような甘いキスに。

「・・ん・・・あっ」

私は、呼吸が苦しくて、自分の甘い声が漏れるのが恥ずかしかった。

でも、そのキスを止めることはできず。

ベットの上で、駿が私を押し倒してきた。

私の制服のスカートの下から手を入れて、

「待って。」
「ん?」
「私、汚いんだよ。」
「汚くないって、俺、前に言ったよな?」
「でも・・・」
「俺、姫香とずっとこうしたいって思ってた。
好きで好きで、たまんねえんだ。」
「駿・・・。」
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