キミの記憶。
帰り道。

あ、そういえば・・・!

「ねえ駿ー」

「ん?」

「私たち、付き合ってるの?」

「・・・。」
あ、やっぱ、違うよね。笑

勘違いか・・・。笑

でも、あのキスは?

なんだったの。

「俺たち、付き合ってるんじゃないの?」

「え、そうなの?」

「おうっ」

「そっか!」

「俺、言ったよな?『結婚するぞ』って」

「うん!・・・てか、覚えてたの!?」

「当たり前だろ」

「うれしー!」

「あーてか、ちゃんと付き合おうって話してなかったもんな」

「うん・・・笑」

「じゃあ、改めて!姫、付き合おう」

「はい、よろこんで♡」

キャー!幸せすぎる!

手をつないで帰った。

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