キミの記憶。
第2章

どうして・・・。

「ねーねー聞いてよ愛ー♪」

「なあに?またノロケ?」

私、最近毎日幸せすぎてヤバいです!

「うんそうそう~ねえー、聞いてくれるー?」

「えー、却下。」

「っちぇ」

と言って他の話をしていると・・・あ!駿の声がする!
・・・・・。え?

「姫香・・・ちょっとなにあれ。」

私と愛は、駿が他の子と二人で何か喋っていて、
キスしてるところを見てしまった。

私は、今にも泣きそうな、震えた声で愛に言う。

「帰ろ。」


< 9 / 51 >

この作品をシェア

pagetop