恋色涙~君たちの恋~

 ピンポーン。

 「あら誰かしから?」

 珍しくインターホンがなり、少し驚いたお母さん。

 「さよ~かなみちゃんって子よ~」

 「あ、はーい今すぐ行きまーす。」

 そう言って鞄を持って玄関を開けた。

 そこには壁に寄りかかり本を読んでいるかなみがいた。

 やっぱりスッゴく綺麗。

 こんなレアなかなみはなかなか見れないけど、私も話したいことがあるのでかなみに話かけた。

 「おはよーかなみ~」

 かなみは眼鏡を外し笑顔で

 「さよ。おはよう」

 と行ってくれた。

 昨日のかなみとはまるで別人。

 「行こっか」

 そう言ってかなみは歩きだした。

 私はそれについて行く。



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