恋色涙~君たちの恋~

 走ること10分。

 「はぁはぁ……」

 完全に疲れきった私達。

 「つ、着いたぜ。」

 そう言ってこうたが指差したさきは…

 「おっきい……」

 とても大きなお家でした。

 

 ガチャン。

 「ただいま。」

 「お、おじゃまします。」

 そう言って入った家の中はすごく綺麗。

 真っ白でお城みたいな家。

 靴を脱いでリビングへ行くとこうたが唖然としていた。

 「あ、さ、さよごめん……今日から母さんと父さん海外旅行だ。」

 こうたが言いたいことはわかった。

 要するに今日は2人だけと言うことです。

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