恋色涙~君たちの恋~

 触れるだけのキスを何度もした。

 キスをするととてもドキドキする。

 けど嬉しい。

 
 「さよ……暗くなってきたね。」

 確かに。

 あたりを見渡せば薄暗い。

 「キス……しすぎだよ。///」

 「さよもしたいっていったから我慢できなかった。ごめんね」

 薄暗い部屋の中なのになぜかこうたの悲しそうな表情が見える。

 可愛い。

 そう思ったのと同時にまたキスをされた。

 「さよ。ご飯作って」

 甘える子猫のようなこうた。

 意外に料理には自信があるので

 「うん!!!!!!!!!!!!」

 元気よく返事できました。

 「さよ可愛い。ご飯よりさよが食べたいけどな……」

 「うん?なんかいった?」

 こうたの声が小さくて聞こえなかった。

 「ううん。早く食べたいっていっただけ。」

 そう言ってまたキスをするこうた。

 そのたびにドキドキする心臓。

 いつか心臓が飛び出しそうな気がします。

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