恋色涙~君たちの恋~

 「こうた~できたよ?」

 私はこうたの夜ご飯となる、肉じゃがを作りました。

 「え!?これさよが1人で作ったの??」

 驚きが全部顔にでているこうた。

 たまにあるこういうかわいい面も私は好き。

 「そうだよ?味の保証はしないけど……ってこうた!」

 こうたは私が言い終わる前に食べ始めた。

 とてもすごい勢い。

 「うっま!!ヤバいさよ!さよ料理上手すぎ!!!!!!!!!!!!」

 こうたはとても美味しそうに肉じゃがを食べる。

 そこまでされると嬉しくてもっと作ってあげたくなっちゃう。

 「ありがとう。さよもたーべよ。頂きます。」

 自分で言うのもなんだけど自分で作った肉じゃがはおいしかった。

 それは自分の料理がうまかったのか、

 こうたと一緒に食べたからなのか……。

 
< 20 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop