恋色涙~君たちの恋~

 私達は乗り物を全てのりつくした。

 気づけば時間は午後5時すぎ。

 あたりは少しずつ暗くなってきている。

 「さよ…今日たのしかった?」

 こうたは絶叫系が苦手だったらしい。

 それでも私の無茶ぶりに付き合って全てのりつくしてくれた。

 私は楽しかったけどこうたはどうだったんだろ?

 「私は…「さよ後ろ!!!!!!!!!!!!」

 ゴンッッ!!!!!!!!!!!!

 こうたのすごい叫び声とともに頭にとてもすごい衝撃が訪れた。

 次第に意識が遠のいていく。

 最後に聞こえたのは…

 「さよを返せ!!!!!!…っう゛…っっ!」

 こうたの叫び声だった。



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