流星群、君と見た空を。
「ゆ…有斗!」
私は階段を上っている有斗の名前を呼んだ。
「おはよ!教室まで一緒に行こ?」
「あぁ」と返事をして先に歩き出した。
私は小走りで有斗の横にいく。
気まずい……聞こうかな…。
いやなんか勘違いかも知れないし?
もしそうだったらしつれ…ぇ?
考えながらボッーっと歩いていると
急に視界に天井が見えた。
階段から落ちる…?
周りがスローモーションに見える。
手すりを持とうとするがもう手遅れと思い目を瞑った。
あれ?あんまり痛くない……?
「あっぶね。」
「っ!//////」
今の状況…。
私が階段から落ちる瞬間有斗が手を引っ張ってくれたのだろう…。
引っ張った勢いで私が有斗の上に乗ってる状態。
いわゆる床ドン!すぐ目の前に有斗に顔がある。
恥ずかしい///
離れたいけど有斗が私をしっかりと抱きしめてて…。
「あの有斗…」