流星群、君と見た空を。
「修学旅行の夜に翔と会うの。だから1人になっちゃうのー。」
苦笑いしながら顔の前で手を合わせる。
1人ですか…。
「まぁ結愛が~有斗に告白して恋人になったら話は別だけどねっ!」
「何よその目は…」
「別にー?」
……あの花の期待の目。
花はいつも両思いって言ってくれてるけど…ホントにそうなのかな…。
そうだったら嬉しいけど…不安だよな。
「結愛!授業始まるよ!」
花は私の肩をポンと叩いて自分の席に戻った。
はぁ…どうしよう…告白したいという気持ちはある。
でも告白して振られてこの今の関係が壊れるのが怖い。
それに恥ずかしいという気持ちもある。
はぁ…。