無敵最強男女
その話はまた今度。


今はまだ話したくないからな。



コンコン

私はある一室の扉をロックした。


?「はい。」

凛とした声が扉の奥から聞こえる。

亜「亜瑠です。ただいま帰りました。」

ガチャ

?「お帰りー亜瑠!」ギュッ

と抱きついてきたのが美羽さんだ。

?「お帰り。亜瑠。」

低く、落ち着いた声で話す悠斗さん。


亜「はい。お仕事中すみません。
お手伝いさせて下さい。」


そう。この部屋は社長室。

家でも仕事を出来るようにと、悠斗さんが作った。

悠斗さんは社長。
美羽さんは副社長なのだ。


美「いいのにーって言っても亜瑠には無駄ね」

私はいつも手伝いたいとお願いする。

それが2人にできる恩返しだから。



< 24 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop